キレイなシルエットで魅せる上品なデザインとストレッチが効いた抜群のはき心地で、さまざまな人を魅了しつづける「アーバンスラックス」。その名の通り、都会的な洗練された印象を作ることができるスラックスは、普段の装いに取り入れるだけでサマになります。東京という都市に暮らすさまざまな職業の6人に焦点を当て、それぞれのライフスタイルに合った着こなしを披露してもらいました。
- 秋月 庸佑さん
- ヘアメイク
- AGE
- 36
- HEIGHT
- 175cm
- WEIGHT
- 63kg
- COLOR
- BLACK(09)
- SIZE
- XL
- 最近はどんな服装が気分ですか?
- だんだん暖かくなる春に向けて、気持ちを盛り上げる意味で明るい色を着たいと思っています。今まではブラックやネイビーといった落ち着いた色が多かったのですが、今回は思い切ってピンクに挑戦。もともとは、娘の最近のお気に入りの色がピンクなので、彼女に好かれたい一心で着てみたんです(笑)。そうしたら、意外にしっくりきて。淡いトーンを選んだのもあって、今まで着ていたブラックやネイビーのアイテムにも、品よくマッチしています。
- ピンクお似合いです! 今日のコーディネートのポイントは?
- 僕が着こなしで気をつけているのが清潔感。ヘアメイクという仕事柄、いろいろな人とお会いするのですが、初めましての方も多い。その時の第一印象を大事にしたい。きちっとした印象を与えるのに、スリムなシルエットやジャストサイズのアイテムを選んでいて。ゆったりした服を着ることもありますが、ルーズにならないようにバランス感には気を配っています。
- アーバンスラックスの好きなところはどこですか?
- “ルーズに見えないバランス感”という意味で、ぴったりの一本だと思いました。はいた時の質感もシルエットも上品。今日みたいにパンツの色に近いブラックのシューズを履いていると、つま先まで脚のラインがきれいに見えて、きちっとした見た目を作れるんです。あと、自分は服を家で洗いたいタイプなので、マシンウォッシャブルという機能は重宝しますね。
- 加藤 秀さん
- 美容師
- AGE
- 30
- HEIGHT
- 178cm
- WEIGHT
- 75kg
- COLOR
- CHARCOAL PINSTRIPE (11)
- SIZE
- XL
- どんなジャンルのスタイルが好みですか?
- もともとストリートっぽいスタイルが好きですが、今は気分で変えていていつもバラバラなんです。上下スウェットでラフにまとめるという日もあるし、シャツを着てきれいめな格好をする日も。ただ、どこかに抜けを作りたいので、今日みたいにシャツとピンストライプのスラックスを使ったシックな着こなしも、あえてシャツを重ねて着崩したりします。シルエットでいうと、動きやすい服が好みなのでワイドが多いですね。このくらいのスリムなスラックスをはくのは久しぶりで、すごく新鮮でいいですね。
- “きれいめ”と“ラフ”のバランスが絶妙です。アーバンスラックスをはいてみて感じた魅力を教えてください。
- 脚のラインをきれいに出すパンツは、スリムなシルエットがゆえに曲げ伸ばしなどの動きをする時につっぱることがありますが、アーバンスラックスは見た目のよさと快適なはき心地を両立しています。美容師に限らず、立ち仕事をしている人におすすめできますね。あと、生地の質感がサラサラしていて、肌あたりがよく、カットした髪の毛が付きづらいのもうれしい。
- 他にどんな格好に合わせてみたいですか?
- ショート丈のカーディガンや厚めのニットと合わせて、シンプルで大人っぽい着こなしができそうですね。ブラックのアイテムが好きですが、全身真っ黒だと重くなりすぎるので、こういった濃いグレーを入れると品良く着崩せるのですごく使い勝手がいいんです。ピンストライプ柄はフォーマルな場所にも着ていけますし、1本あるとスタイリングの幅が広がりますね。
- 井手野下 貴弘さん
- フォトグラファー
- AGE
- 35
- HEIGHT
- 178cm
- WEIGHT
- 67kg
- COLOR
- DARK NAVY (89)
- SIZE
- L
- 普段はどんなスタイルが好きですか?
- アイテムは無地のスウェットやニットなどシンプルなものを使い、同じ色味や同系色でまとめる着こなしが好きですね。また、ロケ撮影やアイテム撮影の時に、自分の姿が映り込んでも目立たないように、ブラックやネイビーなどの暗い色を着たほうがいいというのもあって、どんどん同じような服が増えていっています(笑)。この春は、インナーにベージュを差したり、派手になりすぎない範囲で自分なりに明るい色も取り入れていこうと思っています。
- 今日の着こなしもシンプルで上品ですね。スタイリングのポイントを教えてください。
- ネイビーのコートを着て色の統一感を出しながら、グレーのスウェットでちょっと抜けた感じを出して、メリハリを作ってみました。ネイビーは、自然光の下に出ると青っぽくなる色味があるのですが、このダークネイビーはその名前の通り、濃くて深いトーンで大人っぽい印象が演出できる色。ブラックのトップスとも相性がいいと思いますし、アイテム同士に少し色の差が生まれて、より上品なメリハリが効きます。
- アーバンスラックスをはいていて、気に入った点は?
- 私は仕事で建築や空間の写真を撮るのですが、最近とある空港のVIPラウンジの撮影の依頼がありました。利用するお客さまの目もあるということで、仕事で初めてドレスコードがあったんです。ただ、スーツやセットアップを着ながら、いろいろな構図で撮るために動くのは難しい。その時に、フォーマルっぽく見えて、ストレッチ素材で動きやすいアーバンスラックスが活躍しました。センタープレスがもともとついているので、はいてすぐ上品なスタイルが完成するというのも魅力だなって。おかげで機敏に動けました(笑)。
- 戸田 青樹さん
- レコードバー店員
- AGE
- 26
- HEIGHT
- 169cm
- WEIGHT
- 59kg
- COLOR
- GRAY (18)
- SIZE
- L
- アーバンスラックスをはいてみていかがですか?
- 脚にきれいに沿うようなスリムな形をしていますが、ぴたっとした窮屈な感じはなく、実際にはくと快適なはき心地を実感しますね。ストレッチが効いているので日常の動きがスムーズにできますし、シルエットがきれいなので、ちょっとした所作も美しく見える気がして。
- 「動きやすくてきれいに見える」というアーバンスラックスの特徴は、普段の着こなしに大事ですか?
- そうですね。僕は、音楽とお酒が楽しめるレコードバーで働いていて、日によって音楽のセレクターとバーテンダーをそれぞれ担当します。それぞれレコードを入れ替えたり、ドリンクを作ったり、お酒を補充したり、細かな動きをするので、動きやすさは大事にしています。また、うちのバーは、親しみやすさはありながら、大人の方が楽しめる落ち着いた雰囲気を作りたいので、スタッフの服装もくだけすぎないようにしています。レコード探しが終わったら、このあと出勤なので、今日もアーバンスラックスをはいてきました。
- 今日のコーディネートのポイントは?
- お店に立つ日は、普段の服装とテイストは変わりませんが、アイテムの要素を減らしたり、色味をクリーンにしたり、ちょっと引き算をして大人っぽく仕上げています。今日はブラックのニットポロでかっちりした雰囲気を作りつつ、シックなグレーのスラックスで爽やかなコントラストをつけています。このグレーは使い勝手が良くて、ブラックとは反対の白いトップスとも相性がいいんです。全体的に淡い配色にするスタイリングも好きですね。
- 浅野 祥さん
- 三味線奏者
- AGE
- 34
- HEIGHT
- 169cm
- WEIGHT
- 61kg
- COLOR
- BLACK (09)
- SIZE
- M
- 普段、パンツ選びでこだわっていることはありますか?
- 津軽三味線を弾く時にボディ(胴の部分)を腿に乗せるので、お稽古やレコーディングではくパンツにはすごく気を遣っています。パンツのサイズが緩かったり太かったり、また柔らかい素材だったりするとボディが滑ってずれてしまい、演奏する構えが崩れてしまうんです。構えが崩れるとやっぱり音や演奏の質に影響が出てしまいます。その点で、アーバンスラックスはスリムなシルエットで脚にフィットしてくれるので、個人的にすごく気に入っています。伸縮性に優れた生地も、正座をして演奏する私にとってすごくありがたい。膝を曲げて座ってもストレスがないですし、立ち上がった時もスラックスの膝が出にくいというのも大きな魅力です。
- 楽器を演奏するのにぴったりなパンツということですね。
- そうですね。私服で演奏する時は、アーバンスラックスを愛用しています。あと、ドローコードではけるイージータイプも便利。ベルトをつけていると──バックルの大きさにもよりますが──三味線のボディに当たったり干渉してしまうことも。特にレコーディングで接触音などの余計な音は排除しなくてはいけないので、ドローコードでしっかりはけるというのも、細かいけれど大事なポイントです。
- はきこなしてくださっていてうれしいです! 今日のスタイリングのポイントを教えてください。
- アーバンスラックスをはく日は、トップスをあえてオーバーサイズのアイテムを合わせるのが今の気分。基本的に全身ブラックで大人っぽくまとめるのが好みです。今日はゆったりとしたシャツをはおって、動きやすさときれいめな印象を意識しました。アーバンスラックスに上品さがあるので、合わせるアイテムでけっこう遊んでもきれいに仕上がります。あと、裾は、脚がしゅっとして見える丈感なので、これから季節はソックスにサンダルを合わせる足元も合いそうですね。
- 堀 道広さん
- うるし漫画家
- AGE
- 48
- HEIGHT
- 181cm
- WEIGHT
- 70kg
- COLOR
- CHARCOAL (12)
- SIZE
- L
- 漫画家と金継ぎ師という二つの顔をお持ちですが、それぞれどんな服装をしているのでしょうか。
- 漫画を描く時はほぼ動かないので、服装はなんでもいいといえばいいのですが……強いていうなら肌触りが気持ちいいものを選んでいるかもしれません。金継ぎをする時は、作業に集中できるように動きやすい格好をしています。うっかり漆をつけてしまうと落ちないので、目立たないようにパンツはブラックや濃いネイビーをはいています。あと、月に10回ほど東京の国立や西荻窪、福岡で「金継ぎ部」という教室を開いていて、目上の生徒さんも多いので、シャツとスラックスを着たり、身なりは気をつけていますね。教える人がTシャツ短パンというのも、よろしくないですから……。
- アーバンスラックスはそれぞれのお仕事の場面で活躍しますか?
- 生地の質感がよく、ストレッチが効いているので、家でもリラックスしてはけます。また、かっちりして見えるので印象もいいですし、脚の曲げ伸ばしも楽というのもあって、生徒さんに教えたり道具を取り出したり動きが多い教室でも重宝しますね。いつもブラックとネイビーのパンツをはいているので、今回は初めてのチャコールを選んでみたら、上品な感じがして気に入りました。漆がついても目立たない色ですが、このくらいちゃんとしたパンツをはいていれば、「汚さないようにしよう!」という気持ちが働くので、長い間はけそうです。
- 今日の着こなしのポイントは?
- 特にないですね……。チャコールのアーバンスラックスが上品な感じなので、いつも着ているスウェットのカーディガンと白Tシャツでシンプルにすっきりした格好にしてみましたが……。