Begin 10月号掲載
「モノ作りの視点はローカル(局地的)に、展開はグローバルに」。上質なベーシック服を提供するグローバルワークが、超フレンドリーな価格を実現できる背景にはそんな姿勢があるんです。本連載では、彼らの「グローカル」なオシゴトから生まれた傑作をご紹介します!
写真/上野 敦(プルミエジュアン)
文/押条良太(押条事務所)
スタイリング/近藤有倫

今月の
オシゴト人
グローバルワーク
マネージャー/マーチャンダイザー杉本寛行さん
1981年兵庫県出身。メンズのパンツとアウターのMDを統括する。大のスキニー好きで、このモデルは全色まとめ買いするつもりとか。
今月のグローカルなアイテム


程よいビッグサイズのバンドカラーシャツをネイビースキニーが引き締める。脚が細く見えるうえ、スニーカーとのバランスも◎だ。シャツ3,500円、靴4,000円。その他は本人私物。
シャツ ¥3,500
スニーカー¥4,000

独自開発のニット素材で
ストレスフリーを実現
「毎日穿きたい!」。MDの杉本さん自身がそう語るのが、この「モーションテックパンツ」。一見ベーシックな5ポケのスキニーですが、生地が360度全方向に伸びるから超楽チン♡ 「素材は独自に開発した“ニット”。だから伸縮率抜群なうえ、戻りも強く膝抜けしにくい。つまり長く穿けるんです」。シルエットもこだわりまくりで、「美脚に見えるのに楽チンなスキニー、さらに丈詰め不要なジャストレングスで、身体的・時間的な負荷も最小限です」。なるほどね〜(感心)。
ヒントになったのは、ローカル(局地的)というべきカスタマーや店頭スタッフの生の声だったとか。これを4,500円という衝撃価格で提供できるのは、世界規模の原料調達力や生産力のなせるワザ。まさにグローカルな仕事ぶりが生み出した、会心の傑作なのです!








